「国際希少がんシンポジウム2018」報告
2018年10月20日、第56回日本癌治療学会学術集会内にて、JCA/JSMO/JSCO ジョイントシンポジウム「国際希少がんシンポジウム2018」が開催されました。
(JCA=日本癌学会、JSMO=日本臨床腫瘍学会、JSCO=日本癌治療学会)
第1回となるこの「国際希少がんシンポジウム」は、私たちRCJが提案し、3学会ジョイント開催というすばらしい形となりました。今年は「希少がんの課題について、欧州と日本の現状」と題し、以下の通り6名の演者により熱い2時間となりました。
2018年10月20日(土) 13:20~15:20 第9会場(横浜パシフィコ会議センター 5F ) ジョイントシンポジウム 4JCA/JSMO/JSCO Joint Symposium(国際希少がんシンポジウム2018)
希少がんの課題について、欧州と日本の現状
司会:中村 卓郎(がん研究会がん研究所・発がん研究部) 司会:藤原 康弘(国立がん研究センター) Rare cancers Europe: Rare cancers and ongoing networking efforts in Europe(欧州希少がん:欧州で進むネットワークの構築と希少がん) 演者:Paolo G. Casali(Adult Mesenchymal Tumour Medical Oncology Unit, Istituto Nazionale Tumori, Italy) ※ビデオ講演。 希少がん患者のアンメットニーズ とよりよい未来のためのフレームワーク 演者:眞島 喜幸(日本希少がん患者会ネットワーク) 患者と協働した医薬品開発 演者:佐藤 淳子(医薬品医療機器総合機構・国際協力室) 希少がんの臨床開発における企業の役割 ―現状と課題― 演者:北川 洋(ノバルティスファーマ株式会社・血液腫瘍臨床開発部) 小児がんにおける国際共同臨床試験の現状:欧州と日本の関連 演者:檜山 英三(広島大学・自然科学研究支援開発センター・生命科学実験部門/広島大学病院・小児外科) [まとめ]希少がん対策~今後の展開~ 演者:北川 雄光(慶應義塾大学・外科)