第20回 日本臨床腫瘍学会会長企画シンポジウム「世界の中におけるアジア希少がんの薬剤開発の現状と未来」開催
RCJは産官学患者の協働により、希少がんの状況改善を目指すため、2018年度よりがん学会において、国際希少がんシンポジウムを企画しています。
去る3月16日(水)第20回 日本臨床腫瘍学会会長企画シンポジウム「世界の中におけるアジア希少がんの薬剤開発の現状と未来」をRCJ企画にて開催し、海外からは国際脳腫瘍ネットワーク会長のキャシー・オリバー氏、日本製薬工業協会 薬事委員会の柏谷祐司氏、日本医薬品医療機器総合機構(PMDA)藤原康弘理事長を迎え、国際大阪がんセンター総長の松浦成昭先生、眞島喜幸RCJ理事長の司会にて、大西啓之RCJ副理事長が希少がんのがん患者のアンメットニーズ調査をもとに講演しました。
その後のディスカッションでは、希少がんの薬の開発についての要望をはじめとして、ドラッグラグ・ドラッグロスの問題や希少がんの臨床試験について上記登壇者が活発な議論を行いました。ドラッグロスの危機感が関係者に広がる中、500名の会場に非常に多くの参加者がありました。