SSP10周年記念式典とワークショップが開催されました

第84回日本癌学会学術総会にてSSP10周年記念行事の記念式典とワークショップが開催されました。

SSPとは、アメリカ癌学会(AACR)でがん研究者、がんサバイバー、患者アドボケート(擁護者・支援者)との協働ががん研究のさらなる発展に重要であるという考えから創設されたAACR-SSPを元に創設された「JCA-Survivor Scientist Program(略称 JCA-SSP)」のこと。

記念式典では、RCJからは理事の眞島喜幸が基調講演を、理事長の大西 啓之が自らの体験として患者の立場から研究や臨床試験への参加と理解について講演。また、がん研究者と患者会代表者による活動の歴史と未来を考えるワークショップが開催されたほか、創設と継続的開催に貢献された先生方の表彰が行われました。

未来のがん治療はがんの基礎研究があってこそ。この思いを改めて感じる行事でした。